表示から何を読み取るか
市販品選びで迷うのは、広告の言葉と法律上の表示が混ざって見えるからです。表示のほうを見れば整理できます。
まず見る表示
パッケージの目立たない位置に、「化粧品」「医薬部外品」のどちらかが書かれています。ここが最初の判断材料です。
医薬部外品と書かれている。有効成分が定められた濃度で配合され、「育毛」「抜け毛の予防」といった効能の表示が認められています。
化粧品と書かれている。洗浄や保湿が目的です。育毛効果をうたうことはできません。
広告のキャッチコピーではなく、この表示で判断してください。
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頭皮環境を整えることは、どの段階でも共通の土台になります。
- 市販品は医薬部外品・化粧品の区分です
- 医薬品とは目的も効果の範囲も異なります
- 合わない場合は使用を中止してください
成分の見方
洗浄成分。アミノ酸系は洗浄力が穏やかで、乾燥しやすい頭皮に向きます。高級アルコール系は洗浄力が強く、皮脂が多い場合に選ばれます。強ければ良いわけではありません。
有効成分。医薬部外品には有効成分の記載があります。何を目的とした成分かを確認してください。
刺激になりうる成分。敏感な頭皮では、香料やアルコールで痒みが出ることがあります。合わないと感じたら中止するのが原則です。
洗い方
製品を変えるより、洗い方を直すほうが効果が出ることがあります。
①予洗いを長めに。お湯だけで1分ほど流すと、汚れの大半は落ちます。
②指の腹で洗う。爪を立てると頭皮を傷めます。
③すすぎを十分に。洗い残しは頭皮トラブルの原因です。洗う時間よりすすぐ時間を長く。
④その日のうちに乾かす。濡れたまま寝ると雑菌が増えます。
どのくらい続けるか
髪には成長のサイクルがあり、変化が見えるまでには数か月かかります。1か月で判断するのは早すぎます。
目安として3か月から6か月継続し、写真で記録しておくのが現実的です。鏡で毎日見ていると変化に気づけません。
ただし、その間に明らかに進行していると感じたら、市販品を続ける判断は見直してください。→ 医療機関で行われること
継続しやすいケア用品を確認する
続かないと意味がありません。価格と使い勝手も選ぶ基準になります。
- 市販品は医薬部外品・化粧品の区分です
- 医薬品とは目的も効果の範囲も異なります
- 合わない場合は使用を中止してください